これまで2回にわたって、
オフィスカジュアルの作り方を
お話してきました。
第1回は、
「基準はベーシック、ワンポイントでオシャレ要素を」なお仕事コーデ。
第2回は、
「少しずつオシャレの幅を広げていく」お仕事コーデ。
そして今回は、
会社の雰囲気にも慣れてきて、
もっともっと、オシャレを楽しみたい!なお仕事コーデです。
最大限冒険しつつ、
でもオフィスコーデの範囲を超えない。
そんなオシャレの楽しみ方をお話します♡
【STEP3】冒険アイテムを試してみよう
ひと巻で華やかに!スカーフを投入
わたしのお仕事コーデでも頻繁に登場するスカーフ。
きちんとした印象なのに華やかさがぐんとアップする、
だいすきなアイテムです。
「目立ちすぎるかも……」と不安な方は、
巻く場所や巻き方を意識してみてください◎
●まずはバッグから
お洋服の色を1色拾い、同色のスカーフを合わせると簡単です。
お洋服がベーシックカラーばかりのときは、
大胆に鮮やかスカーフを。
コーデのアクセントになります。
【左】【中左】は、
ボトムのネイビーを拾って、ネイビー基調のスカーフ。
【中右】【右】は、
ベーシックカラーのお洋服に、それぞれ
鮮やかなブルー、オレンジのスカーフを合わせています。
●「not CA」目立たない巻き方があります
首周りのスカーフは、CAさん・受付さんのイメージが強く、
「悪目立ちしないかな?」とハードル高め。
そんなときにおすすめなのが、この巻き方。
うまくお洋服の中に挟みこみ、
スカーフの見える面積を調節してあげます◎
【左】は、スカーフをシャツの襟の下に通し、
アウターの内側に挟んでいます。
このコーデはコートですが、
ジャケットでもできます。
アウターはノーカラーが挟みやすいです。
【右】は、首周りにタイトに巻き、
ハイネックの襟の中に入れ込んで調節。
ちらっと見えて程よいアクセントになります。
●お洋服の色になじませる
トップス・ボトムスの色の
スカーフを巻くと、
首周りに巻いても、悪目立ちしません。
【左】【右】はスカートと同じ色のスカーフを、
【中】はニットと同系色のスカーフを巻いています。
色数が抑えられるので、コーデの中で浮きにくいです。
【左】【中】のようにネクタイ巻きにすると
きちんとした印象に、
【右】のようにアフガン巻きにすると
フェミニンな印象になります。
目立つ柄やデザインは、“靴” “バッグ”から!
靴はコーデ全体に占める面積が少なく、
バッグは体から離れていることから、
少し派手なもの・カジュアルなものでも
挑戦しやすいアイテムです。
●靴
色・柄よりも、
形に注意した方がいいと思います。
ベーシックなパンプスの形であれば、
多少派手な色・柄でも大丈夫じゃないかな。
オフィスカジュアルのラインとしてギリギリは、
かかとの出ているミュールタイプの靴
つま先の出ているオープントゥパンプス
足首丈のショートブーツ、
あたりではないでしょうか。
ミュールタイプの場合、
かかとにストラップがないものは、
服装自由の会社でない限り、NGだと思います。
また、かかとが出ている靴より、
つま先が出ている靴の方が、
比較的OKが多い印象です。
わたしの場合、
ストラップ付ミュール・オープントゥは、
慣れた頃1度履いて行って、何も言われなかったので、
今では気にせず履いています。
ショートブーツは、
今でも、 完全内職の日に履いて行くくらいかなぁ。
●バッグ
バッグは、靴よりもさらに、
自由度が高い気がします。
【左】【中左】【右】のような柄ものバッグや、
【中右】のようなキャンバス×レザーのキレイめバッグなら、
OKの会社も多い印象です。
外部の人と会うとき用に、
プチプラ・きちんとめなバッグを
会社に置いておくのもいいと思います。
夏のかごバッグ・PVCバッグ、
冬のファーバッグは、
服装自由の会社でない限り、NGだと思います。
色×色で華やかに
前回の記事【STEP2】では、
カラーアイテムを投入するとき、
それ以外をベーシックカラー1色で抑えると
悪目立ちしにくいですよ~と
お話しました。
カラーアイテムを投入して、慣れてきたら、
ぜひ色×色にも挑戦してみましょう!
ポイントは色そのものを合わせるのではなく、
トーン(くすんだ色・鮮やかな色などの色調)を
合わせること。
直接体に身に着ける「靴」も、
トーンを合わせた方がまとまりやすいです。
くすんだトーンには、スエードパンプス、
鮮やかトーンには、エナメルパンプスが
合わせやすいですよ~
【左】【中右】ではくすんだトーンのスエードパンプス、
【右】では鮮やかトーンのエナメルパンプスを
合わせています。
一方、バッグは、体から少し離れるため、
異なるトーンでも違和感が生じにくい。
むしろ、コーデのアクセントになってくれたりします。
上の写真は、
【左】ではくすんだトーンに鮮やかな白バッグ、
【右】では鮮やかトーンにくすんだグレージュバッグと、
異なるトーンで合わせています。
今回は、OK⇔NGギリギリの
オフィスでできる限界オシャレ(たぶん)を
お話してみました。
会社によってOK・NGが分かれるコーデだと
思いますので、
ご自身の会社でOKか、周りの方によく相談して、
オシャレを楽しんでください♡